世界五大人参の一つ、そのパワーは朝鮮人参の6倍!

こころを強くするハーブ!シベリア人参

シベリアジンセン Siberian Ginseng

シベリアジンセン(エゾウコギ、シベリア人参)は、世界五大人参の一つとされ、世界中のスポーツ選手の心身を鍛えたハーブです。

学名:Eleutherococcus senticocus

和名・別名:エゾウコギ(蝦夷五加皮)/刺五加(シゴカ)

科名:うこぎ科

使用部位:根部


leaf3_mini 植物分類と歴史


北海道東部の釧路、網走、シベリア、ハルピンに自生している落葉低木です。
中国最古の薬の書物には、気の病いを治し、血行を良くし、肝臓・腎臓の働きを補うといった効能が記載されています。
北海道では、先住民族のアイヌの人たちが薬として使ったり、悪霊を遠ざける植物として珍重してきました。漢方でも、刺五加(しごか)と呼ばれ、滋養強壮やリウマチの治療に利用されています。ロシアやヨーロッパでは、エゾウコギ(シベリア人参)は「エレウテロコックス」と呼ばれ、滋養強壮や運動能力の向上を目的に利用されてきました。日本でも「天地人」と呼ばれる米沢藩主の直江兼続が、食用にもなるウコギ(うこぎ)を生垣にと栽培を奨励したとされ、山形県米沢市には現在もウコギを使った料理が受け継がれています。

leaf3_mini 成分ほか

リグナン類(エレウテロサイド)/クマリン類(イソフラキシジン)/フラボノイド/パルミチン酸/リノール酸/ハイペリン/メトキシサルチルアルデヒド

leaf3_mini 安全性基準

クラス1:適切に使用する場合、安全に摂取できるもの
相互作用:クラスA
(Botanical Safety Handbook 2nd Edition アメリカハーブ製品協会(AHPA)収載)

leaf3_mini 学術データ(食経験/機能性)

シベリアジンセンのハーブティーは甘味と独特の香りがあって、意外とおいしいです。エキナセアなどの免疫系のハーブなどとブレンドするとより効果的です。シベリアジンセンをウォッカ等につけて、チンキを作ってとっておくと便利です。約1年はもつので、お茶や飲み物に入れて使うことができます。
シベリアジンセンは、運動能力向上や疲労回復、持久力向上、抗ストレス作用などをもっています。そのため、ロシアでは宇宙飛行士やスポーツ選手が飲んだり、中国ではオリンピック選手が利用してきた歴史があります。日本では北海道医療大学の研究が有名。
シベリアジンセンによる疲労回復と持久力向上の効果が報告されています。その成分がエレウテロシド(またはエレウテロコックス)であることも判りました。このエレウテロシドは、エゾウコギ(シベリアジンセン)特有の成分で、7種類確認されています。またエゾウコギを摂ると、β-エンドルフィンと呼ばれるタンパク質を放出することが判っています。β-エンドルフィンは脳内モルヒネとも呼ばれ、痛みを和らげ、気分をよくする作用があるため、ストレスをあまり感じさせない効果があります。また、記憶力の低下を予防する効果や、乳がんの予防や更年期の改善にも期待されています。その成分は、腸内細菌によって女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲンに変化します。

これは、乳がん予防も期待できる成分、女性ホルモンに似た働きをする成分として有名な大豆イソフラボンと同じ力を持っていると考えられています。
そのほかにも多くの有効成分がシベリアジンセンには含まれています。疲労回復のエレウテロシド、コレステロールを減少させるステロール、抗疲労作用や興奮作用を持つシリンジン、抗酸化効果のあるフラボノイド、血圧の下げ自律神経のバランスを整えるクマリン誘導体などです。

leaf3_mini 安全性と相互作用

高血圧患者や婦人科疾患(子宮筋腫 子宮内膜症 卵巣のう腫 乳がん)のある人は、使用は避けた方が良いです。

シベリアジンセンティーはこちらで

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