花粉症をハーブでケア〜春季療法ハーブ

まずは対処療法、そして重要なのは体質改善

花粉が飛び始めて1か月あまり…

2月に発表された公共機関の花粉予想では「去年の2倍の花粉が飛ぶ」「いやいや去年より少なくなる」との分かれた予想がされましたが、実際はどうやら2倍近い花粉が飛んでいるようです。
そして3月がいよいよ花粉のピークとも言われています。

そこで自然療法的には何をしたら良いのか、私なりの対策方法をお伝えしましょう。

花粉症は本来、免疫過剰つまり人間が本来持っている外部からの異物を拒絶する働き(免疫力)が異常に反応する現象のことです。

免疫学的には「抗原抗体反応」というアレルギー症状ということになります。花粉症のメカニズムとかは難しくなるので、興味のある方は別途ブログでご紹介していますからご覧ください。ちゃんと一度理屈を理解しておくと、あわてずに対処できますから、ぜひお時間のある時に読んでくださいね。

>> 花粉症のメカニズムを詳しくみる

さて、花粉に対するアレルギー反応を起こさない人と起こす人がいるから花粉症があるわけで、アレルギーを起こさない人のような体質になれば、起こさずに済むわけですよね。

ではどうすれば体質を変えられるのか?

簡単にいえば「免疫力を正常にする」ということです。
どういうことかというと、現代人は、どんどん食生活や、社会生活そのものの生態が変化し、免疫力が落ちるというか「正しく働かなくなっている」という状況があるわけです。それは環境が原因です。しかし今住んでいる環境や生活を変えなさいといわれても変えられませんよね。だからこそ、自ら積極的に体質改善をする必要があるわけです。

最近、冷え症や、便秘や、風邪をひきやすいとか、肩こりがひどいとか、さまざまな症状を耳にします。実はそのほとんどが現代病といってもいいほど、実はこのアレルギー(特にⅠ型アレルギーといいます)が原因で起きるケースが増えているそうです。その代表的なものが花粉症といえるでしょう。

体質を変えるためには、1年以上かかります。

毎年花粉の状況や飛び方も変わる意味では、インフルエンザにも似ています。だからその異物(花粉)に対処できる体の免疫力の異常反応を起こす「IgE抗体」を抑えることができれば、花粉による症状(アレルギー)はでないんです。逆に花粉症にならない人は、このIgE抗体の働きが正常な人といえますね。

参照:「免疫グロブリンE」  [online]
https://ja.wikipedia.org/wiki/免疫グロブリンE

ではどうやってこの花粉症の原因を抑えるのか?

それには花粉の飛ぶ前の毎年10月頃から、徐々に抗体の働きを正常化する体質改善をしておく必要があるのです。それができていない人は、この2月、花粉がいよいよ飛び始める状態になると、体内にできるだけ花粉を入れない方法、たとえばマスクをするとか、外出先から帰ったら服を外でしっかり叩くとかが必要ですし、それでも花粉を吸い込んだりした時に、その花粉を体内の抗体が気がついてやっつけに来る前に、薬で先回りして抗体が動き出さないようにブロックするとかいった様々な「対処療法」(つまり、その場しのぎ)をするしかないんです。

その方法は、インターネットとか、テレビとか新聞とか雑誌とかこの時期いっぱい出ているので、今更説明するより、実際に苦労している方のほうがよくご存じだと思います。つまり今盛んに売られている薬や花粉対策の用品は、ほとんどがその場しのぎにしか過ぎないということですよね。根本的な改善ではないということです。

最新の花粉症情報は、厚生労働省のHPをご確認ください。
参照:「的確な花粉症の治療のために」  [online]
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000077514.pdf

毎年花粉の時期に苦しむのに、時期が過ぎて症状がでなくなると、もう人間は現金なもので、来年のための対処を忘れてしまい、また来年同じように騒ぎ出すのです。ちょっと考え方を変えて、来年のために今年は体質改善に本格的にチャレンジしてみませんか?
その方法は、これからまた別の機会にゆっくりご紹介していきます。

さて、花粉が飛んでる今、どうすればいいのよ!!

とおっしゃる方もいると思うので、対処療法でも、古くからドイツに伝わる「春季療法」という自然療法を少しお話したいと思います。
もちろんこれも対処療法ではありますが、この時期でも効果が高いのでぜひ試してみてください。もちろん根本治癒のためにも日頃からの体質改善を怠らないということは忘れないでくださいね。

春季療法とは?

ドイツには古くから、日本の「春の七草」に似た習慣があって、「春季療法」と呼ばれています。

ドイツは緯度が高いため、冬は保存したソーセージや肉などに頼らなければなりません。体の中にたまった老廃物を体外に出すため、数週間にわたり春の野草を食べますが、その野草はオオバコ、セイヨウタンポポ、ミツガシワなど、七十種類以上にもなります。

「七草」は七つという意味ではなく「たくさん」と考えたほうがよいようです。
また日本でいえば、これからの季節は菜の花、フキノトウ、タラの芽などの野草をてんぷらやおひたしにしてどんどん食べることもとっても効果的です。ごぼうなんてものも解毒作用があっていいですね。「苦いものを食べる」ということがキーワードです。パクチーとか、コリアンダーの葉っぱもいいですよ。

こういったちょっと苦みのある葉っぱ類を食べることで、体内の解毒と、抗アレルギー体質を抑える働きがあります。

できるだけ花粉を体内に取り入れないように、マスクをして、外出時は必ずうがいをしましょう。エキナセアを使ったうがい薬も効果的です。

この時期の花粉応急対策ハーブブレンド

花粉症には、何といってもネトルが一番です。

ネトルネトル
ネトルはフラボノイド、β-カロチン、葉酸、鉄、二酸化珪素、カリウム、マグネシウムなど多く含み、ミネラルの宝庫と呼ばれています。クロロフィルを含むので浄血作用の高いハーブです。アレルギーの方の根本的な体質改善に適しています。また、ネトルはビタミンCを含んでいるので、エルダーフラワーのビタミンPと相乗的に働きます。ネトルは面白いことに痒み、浮腫、発赤、気管支収縮などのアレルギー反応を起こさせるヒスタミンをごく少量含んでいます。このごく少量のヒスタミンを取り入れることで逆にアレルギーを緩和し、体の強壮に役立つと昔から言われています。

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エルダーフラワーエルダーフラワー
エルダーフラワーはフラボノイドを豊富に含むハーブの代表で、発汗や利尿作用をもたらします。また抗アレルギー作用をもち、カタル症状を鎮めるため、欧米では「インフルエンザの特効薬」と呼ばれ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状にも用いられます。

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ダンディライオンダンデライオン
ダンデライオンは解毒効果が期待できるハーブの一つです。またコーヒーのような焙煎した香りがネトルやエルダーフラワーの独特な草っぽい臭いを和らげてくれるので飲みやすくなります。

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レモンバームレモンバーム
レモンバームは鎮静作用・強心作用などがあり、不安や心身の不調のある人の心をほっと落ち着かせ、元気づけ、気分をさわやかにしてくれます。また風邪、発熱、頭痛にもいいです。また“鼻づまりの症状”にも効果的なので花粉時期の鼻づまりにお困りの方は飲んでみるといいかもしれません。

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またこれらのハーブにペパーミントを加えると鼻づまりを抑え、すっきりと花の通りを良くしてくれるので、ふだんの生活が楽になること請け合い。

参照:「毛髪中ミネラル濃度と疾病ならびに生活習慣との関連性」  [online]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toxpt/44.1/0/44.1_O-9/_article/-char/ja

参照:「肥満細胞におけるケンフェロールの抗アレルギー作用の再検討」  [online]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/55/8-9/55_KJ00004420364/_pdf/-char/ja

参照:「ぺパーミン 抽出物のラット抗原誘発鼻アレルギーモデルに対する効果」  [online]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/48/8-9/48_KJ00001612721/_pdf/-char/ja

うがい薬の作り方

>> うがい薬「エキナセアチンキ」の作り方を詳しくみる

作ったエキナセアチンキを水で2,3倍に薄めて外出帰りにガラガラ2回。
そして薄めたチンキが最後残ったらそのままごっくん。
これが結構のどの痛みやせきをおさえてくれます。

是非試してみてください☆

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春季療法で、できるだけ多くの野草、春の野菜、苦みおある葉っぱをうまく日々の食事に取り入れ、かつ、効果のしっかりしているメディカルハーブで症状を緩和させ、来年のための体質改善にとりかかる。これが一番の花粉対策です。

参照:「花粉症の予防と治療」  [online]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsma1939/58/1/58_1_15/_pdf/-char/ja

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